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先日買取で仕入れた古本の中に
興味深い作品がありました。
遠藤周作の短篇集に収められた
「時計は12時に止まる」というお話。

話は以前に大須ホテルについて
書いた際にも触れました大須遊廓から
始まります・・・・・

名古屋でも一二を争う時計屋の店員が年の瀬に
顧客のところへ時計の代金を受けとりに行く。
その行先というのが大須遊廓にあった松風楼。
この時計屋の店員というのが
ウブというか間抜けな男で
本来代金を受け取ってから判をもらう
勘定書を先に渡してしまい判をもらってしまう。
松風楼側は勘定書に判があるから
支払い済みだと言いはられ代金を支払ってもらえず
時計屋の店員は高額な勘定を取りはぐれて
店に帰るに帰れず堀川に身投げをしてしまう・・・。
その後、大須遊廓は中村へ移ることになり
松風楼も中村へ移ったのだが
ある時からおかしな事が起こり始める。
夜中の12時になると松風楼の時計が
軋んだ音をたてて止まってしまう・・・。

ここまでは名古屋に古くから住む人には
知られているらしい「時計事件」についてのお話しで
遠藤周作の話は現代において
この時計事件の謎を探るべく
名古屋の中村遊廓へ出向くというものなのですが
遠藤周作の作品にこんなものがあったのは
驚きでしたし、時計事件なんてものも
ちっとも知りませんでした。
海星堂のある大須地区はほじくると
結構面白い話が出てくるもんですね~。
松風楼や時計屋は今でもあるのだろうか??
中村遊廓に詳しい某古書店さんに
案内してもらって松風楼を探してみようかしらん(笑)

海星堂では名古屋や東海地区に関する
古本や資料を積極買取いたします!
時計事件に関する資料なども是非!
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